【自分史1】僭越ながら、センエツナガラで教員になりました。
2017年 03月 21日
大学を卒業して、なんとなく歌を続けたいと思っていたけれど、ぼやぼやしている内に、これまた何かに巻き込まれるように結婚の話になった。彼に押しきられた形だ。
それまでは、のらりくらりかわしてしたのにね。
ところが、我が親が大反対。
「歌を頑張るというから応援してきたのに、結婚とは何事だ!結婚したいのなら、その前に勤めて社会を勉強してからにしなさい」と。
それもそうかなと思い、勤めるとしたら何かなぁー?と考えたら、幼い頃からなりたいと思っていた先生しかなかった。
教員採用試験の勉強はしなかった。根拠のない自信があった。もうそれは揺るぎなく、かといって気負うでもなく、フツーに教員になると思っていたのだ。図々しい。市内の小学校は同期8人しかいないのに。
千葉県の採用試験は、楽器も演奏しなくてはならない。
フルート科の友人にフルートを借り、レッスンまでしてもらうこと数回。「さすが歌科!ビブラートがすでにできている!」と褒められ、いい気になって試験に臨む。
ご存知の方も多いと思いますが、フルートは(管楽器全般は?)楽器が温まらないと音が出ない。
吹き始め数分間空振り(^_^;)
その後、奇跡的に音が鳴り吹けました。「遠き山に日は落ちて」
ピアノの初見の試験もあります。度々ブログに書いていますが、音大受験を決めた高2秋からピアノを始めましたので、ほとんど弾けません。音大では試験曲を毎度じっくり練習して卒業しました。
課題曲はトロイメライ。
原曲が何かわからないほどゆーーーっくり弾いて、
なんとか最後までいったら
試験官の先生の無慈悲な一言。
「生徒が弾いて下さいと言って、楽譜を持って来たらどうするんですか?ハイ、もう一度!!」
えっ?もう一度?
これ試験ですよね?
と思いましたけど、
もちろんもう一度弾きましたよ。
二回目でどのくらい弾けるようになるかをみたかったのか?はたまた、諦めずに食らいついてくる根性をみたかったのか…?わかりません。
そして集団討論。
私はこれで合格しました。
間違いないです。
何をやるのか全くわからなかったので、試験前日に高校の同級生に電話をしました。彼女は一足先に教員になっていたからです。
自分は中学校の採用試験を受けていないから、よくわからないと言いながら教えてくれたのは「集団討論って、僭越ながら私が司会を務めさせて頂きます。初めは意見が出ないと思いますので、私の考えをまず述べさせて頂きます。とかいうやつでしょ?」とのこと。
センエツナガラ…このフレーズが気に入りました。
討論会場には試験官が2名、受験者10名がおり、当然初めて会う人ばかりです。試験官は制限時間を発表すると「ハイ、どうぞ!」とだけ告げて、あとはダンマリです。
各自の机上に置かれた封筒に、討論のお題が入っています。
不登校についてのお題でした。
中学3年間、不登校の友人のお世話をしたことがありましたので、落ち着いていました。そして気づいたのです。
そっか。
ここでセンエツナガラね!
「センエツナガラ、私が司会を務めさせて頂きます。初めは意見が出ないと思いますので、私の考えをまず述べさせて頂きます。」
試験とは思えぬ熱い討論が繰り広げられたのです。時間ぴったりに結論も導けました。
試験が終わった後も討論が止まりません。廊下で涙ぐみながらまた語り、いい討論だったね!と興奮覚めやらず。
そして三月上旬。
電話がかかって来ました。
「中学校ではありませんが、八千代市内の小学校の音楽教員として採用できます。」
こちら教員時代のわたし
それまでは、のらりくらりかわしてしたのにね。
ところが、我が親が大反対。
「歌を頑張るというから応援してきたのに、結婚とは何事だ!結婚したいのなら、その前に勤めて社会を勉強してからにしなさい」と。
それもそうかなと思い、勤めるとしたら何かなぁー?と考えたら、幼い頃からなりたいと思っていた先生しかなかった。
教員採用試験の勉強はしなかった。根拠のない自信があった。もうそれは揺るぎなく、かといって気負うでもなく、フツーに教員になると思っていたのだ。図々しい。市内の小学校は同期8人しかいないのに。
千葉県の採用試験は、楽器も演奏しなくてはならない。
フルート科の友人にフルートを借り、レッスンまでしてもらうこと数回。「さすが歌科!ビブラートがすでにできている!」と褒められ、いい気になって試験に臨む。
ご存知の方も多いと思いますが、フルートは(管楽器全般は?)楽器が温まらないと音が出ない。
吹き始め数分間空振り(^_^;)
その後、奇跡的に音が鳴り吹けました。「遠き山に日は落ちて」
ピアノの初見の試験もあります。度々ブログに書いていますが、音大受験を決めた高2秋からピアノを始めましたので、ほとんど弾けません。音大では試験曲を毎度じっくり練習して卒業しました。
課題曲はトロイメライ。
原曲が何かわからないほどゆーーーっくり弾いて、
なんとか最後までいったら
試験官の先生の無慈悲な一言。
「生徒が弾いて下さいと言って、楽譜を持って来たらどうするんですか?ハイ、もう一度!!」
えっ?もう一度?
これ試験ですよね?
と思いましたけど、
もちろんもう一度弾きましたよ。
二回目でどのくらい弾けるようになるかをみたかったのか?はたまた、諦めずに食らいついてくる根性をみたかったのか…?わかりません。
そして集団討論。
私はこれで合格しました。
間違いないです。
何をやるのか全くわからなかったので、試験前日に高校の同級生に電話をしました。彼女は一足先に教員になっていたからです。
自分は中学校の採用試験を受けていないから、よくわからないと言いながら教えてくれたのは「集団討論って、僭越ながら私が司会を務めさせて頂きます。初めは意見が出ないと思いますので、私の考えをまず述べさせて頂きます。とかいうやつでしょ?」とのこと。
センエツナガラ…このフレーズが気に入りました。
討論会場には試験官が2名、受験者10名がおり、当然初めて会う人ばかりです。試験官は制限時間を発表すると「ハイ、どうぞ!」とだけ告げて、あとはダンマリです。
各自の机上に置かれた封筒に、討論のお題が入っています。
不登校についてのお題でした。
中学3年間、不登校の友人のお世話をしたことがありましたので、落ち着いていました。そして気づいたのです。
そっか。
ここでセンエツナガラね!
「センエツナガラ、私が司会を務めさせて頂きます。初めは意見が出ないと思いますので、私の考えをまず述べさせて頂きます。」
試験とは思えぬ熱い討論が繰り広げられたのです。時間ぴったりに結論も導けました。
試験が終わった後も討論が止まりません。廊下で涙ぐみながらまた語り、いい討論だったね!と興奮覚めやらず。
そして三月上旬。
電話がかかって来ました。
「中学校ではありませんが、八千代市内の小学校の音楽教員として採用できます。」
こちら教員時代のわたし
教員なりたて、コロッコロ時代のわたし笑
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ejichan555 at 2017-03-21 07:10
おはよう。
そうか、先生だったんですね。
ご両親の考え方はわかりますが、ボクの場合は、娘に対しては本人の好きなようにさせました。自分の人生ですからね。
教員となってからのつづき、楽しみダス。
そうか、先生だったんですね。
ご両親の考え方はわかりますが、ボクの場合は、娘に対しては本人の好きなようにさせました。自分の人生ですからね。
教員となってからのつづき、楽しみダス。
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pikorin77jp at 2017-03-21 10:54
ずいぶんお痩せになったんですね!続き 楽しみです。
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kannochie at 2017-03-21 23:19
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kannochie at 2017-03-21 23:25
pikorin77jpさま、ぴこさん
こんばんは。
そうなんです。始めは胃腸炎になって13㎏痩せて、それからは体重計に毎日乗るダイエットで合計40㎏ほど痩せました。
ぴこさんのお着物姿、いつも憧れています!
こんばんは。
そうなんです。始めは胃腸炎になって13㎏痩せて、それからは体重計に毎日乗るダイエットで合計40㎏ほど痩せました。
ぴこさんのお着物姿、いつも憧れています!
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toritai2017 at 2017-03-29 08:40
おはようございます♪(*^-^*)
か・な・り・・・ふくよかでしたね。^^
か・な・り・・・ふくよかでしたね。^^
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kannochie at 2017-03-29 22:31
by kannochie
| 2017-03-21 01:42
| 自己紹介
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Comments(6)