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歌い手菅野千恵のaround me

【ブログを読んでコンサートへ行くともっと楽しい】を目指して綴っています。武蔵野音大声楽科卒業。教員を経て、初志であった音楽の道へ。市井(しせい)の歌い手としてホールに限らず、カフェ・学校・図書館などでも演奏をしています。音楽にちょっとしたお話を添えて、楽しくわかりやすいコンサートを皆様へ。


by 菅野千恵

17'3.17さくらの会練習ノート

発表会に向けて、スキーの歌を復習してから全曲を通しました。
その後、春のメドレー、茶摘み、冬のメドレーを返し稽古しました。


《基礎練習》

ストレッチ

呼吸

地声

ハミング

レガートma-a-a

スタカート

ロングトーンla


続けて演奏するもの(メドレー)、独立して演奏するものを確認しました。また、前奏も確認しました。

さくらの会のオープニングは、ヴィヴァルディの春。その後「どこかで春が」になります。

通してみてわかったことは、曲順も覚えた方がいいということでしたね。
私もできるだけ曲順やポイントとなる歌詞をガイドしていきますので、頑張りましょう!


また、曲のキャラクターをしっかりと伝えるためには切り替えが必要です。

歌っていく内に何となく雰囲気を思い出すのではなく、先にイメージしておいてから歌うことが必要です。
そのためには、気持ちを切り替えて、歌い始めなくてはなりません。

うまく切り替えるための方法の1つとして、ブレスの仕方をお話ししました。

例》どじょっこふなっこ→春の小川
「どじょっこふなっこ」の最後は意外と音が高いので、声をはっています。
そのままのテンションで「春の小川」へ進むと、なんとも勇ましい歌になってしまいます(^_^;)

そこで「春の小川」に入る前のブレスで、気持ちも身体も一旦ゆるめ、春のふんわりとした空気を優しくブレスしてみましょう。

ブレスの時、余裕があれば渡部先生のピアノも聴いて下さい。「春の小川」へ優しく誘うメロディーが聴こえてきますよ。





どこかで春が
ソプラノもアルトも「やまのさんがつ」の音が下がらないように。
また、その後の「どこかで春がうまれてる」は曲の山場が終わり気が抜けやすいので、より丁寧に歌うつもりで。


どじょっこふなっこ
歌詞のおもろしさを伝えたいです。歌うというよりは、よくしゃべってみましょう。


春の小川
どじょっこふなっこから、すぐに入りますので遅れないように。


ちょうちょう
「ちょ」という発音を少し強調することで、曲全体を引き締めたいです。


うぐいす
鳴き声のメロディーのリズムを各パートで揃えていきましょう。


スキーの歌
課題はソプラノの歌い出し。歌えていますから自信を持って!


茶摘み
前奏の2小節でテンポがつかめるようにしたいですね。あまり洗練され過ぎるのも良くないですが、テンポにうまく乗って、遅れないように
しましょう。


たきび
「おおさむこさむ」から気持ちを切り替えて歌いましょう。優しい気持ちで。


ペチカの3番「じき春来ます」から、フィナーレの「花」へ進む構成になっています。



発表会まであと1週間となりました。三寒四温。季節の変わり目ですので、風邪などひきませんように。

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by kannochie | 2017-03-18 10:12 | 合唱団さくらの会 | Comments(0)