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歌い手菅野千恵のaround me

【ブログを読んでコンサートへ行くともっと楽しい】を目指して綴っています。武蔵野音大声楽科卒業。教員を経て、初志であった音楽の道へ。市井(しせい)の歌い手としてホールに限らず、カフェ・学校・図書館などでも演奏をしています。音楽にちょっとしたお話を添えて、楽しくわかりやすいコンサートを皆様へ。


by 菅野千恵

16.2.12さくらの会練習ノート

学校坂道を中心に、歌の翼に・三つのわらべうた・この広い野原いっぱい・童謡メドレーを練習しました。



学校坂道
この曲はシンプルだからこその難しさがあります。全員で同じ旋律を歌うユニゾンがあります。まずは、ここでどのくらいメッセージを伝えられるかがポイントになると思っています。

P12の2・3段目 この→さか、ぼく→の
音が跳躍して上昇するところは、特に大切に丁寧に歌っていただきたいのです。不用意に歌い始めず、しっかりと先のメロディーを見据えて歌いましょう。

P12~13へ移るところ あお→ぞら、ぼく→の
ここも同様です。


ソプラノ
P12の3~4段目 ジャングルジムに のぼればうみが
意外と音が高いので、準備やテクニックが必要なメロディーです。特に、"のぼれば"が、歌いにくいと思いますので、しっかりと支えること、フレーズを大きく捉えて歌うことが必要だと思います。

P13の1~2段目 このさかみちを ぼくはまいあさ
まずは、"さかみちを"がしっかりと歌えるようにしましょう。それにはテクニックが必要です。発声練習のスタカートで、高い声を出す感覚を身につけて頂きたいです。次回の練習の際にも声をかけますが、スタカートで、声が上ではなく前へ飛ぶように練習していきます。

これと並行して、気をつけたいのが"はまいあ"の音程です。シ♭が下がらないようにしましょう。




アルトP12の3~4段目 ジャン→グル丁
寧にしっかり上がることを意識しましょう。

P12の4段目 みが まっさおにみえます
2度の音程が続きますので、デリケートに歌って頂きたいです。



歌の翼に
いつもは少し声が出てきたところで、この曲に入るのですが、今回は休憩後に歌って頂きました。前半に歌って頂いた方がよいようですね。発表会の曲順、そのようにしたいと思います。

高い音・長い音で、音が下がらないようにしていきましょう。




三つのわらべうた
通りゃんせを中心に、パート練習をして音程を丁寧に見直しました。そうすると、ハーモニーもよくなりますね。
曲想は十分にご理解頂いていますので、広い音域に対応できるようにしていきましょう。




この広い野原いっぱい
音程が上がるときに、ポルタメントがかからないようにしましょう。でも、意識しすぎると、高い音だけ突出してしまうので、ちょうどよい塩梅を見つけて下さい。


童謡メドレーは、まとまってきましたが曲それぞれのキャラクターが薄れてきた感じがしています。曲のテーマは何なのかを確認していきたいですね。





発表会まで、練習はあと6回でしょうか。

声は出るようになってきましたので、次のステップとして、声を揃えていきましょう。
具体的には母音の音色を合わせていくことになります。
『皆さんの迷惑になるから』と口パクしたりしないで下さいね笑。課題を克服していくことが練習です(^o^)v



では、金曜日。
元気にお会いしましょう(^^)/

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by kannochie | 2016-02-17 01:11 | 合唱団 | Comments(0)