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歌い手菅野千恵のaround me

【ブログを読んでコンサートへ行くともっと楽しい】を目指して綴っています。武蔵野音大声楽科卒業。教員を経て、初志であった音楽の道へ。市井(しせい)の歌い手としてホールに限らず、カフェ・学校・図書館などでも演奏をしています。音楽にちょっとしたお話を添えて、楽しくわかりやすいコンサートを皆様へ。


by 菅野千恵

児童文芸雑誌「赤い鳥」について、ただいま勉強中です。

「赤い鳥」は1918年に創刊された児童文芸雑誌です。


童話や童謡・外国作品の翻案や翻訳の他、一般公募の中から選ばれた作品も掲載されていました。


*主な童話作品

芥川龍之介「蜘蛛の糸」「杜子春」

新美南吉「ごんぎつね」




*主な童謡作品

北原白秋「赤い鳥小鳥」

西條八十「かなりや」

大好きな武井武雄が装丁の「かなりや」
画像をお借りしました。
児童文芸雑誌「赤い鳥」について、ただいま勉強中です。_b0345420_01243469.jpg

1919年『赤い鳥』5月号に、作曲家 成田為三によってメロディをつけられた「かなりや」が、楽譜つきで掲載されました。


これが大きな反響を呼んで、音楽運動へと発展していくことになります。



それまでは、政府から"与えられた"唱歌が主流で、単純な有節歌曲(=1番、2番と同じメロディを繰り返す歌)が多かったのです。

夏目漱石の門下生 鈴木三重吉がこれを不満として、子供の純粋な感性を育むような物語や歌を世に広めたいと「赤い鳥」を創刊しました。



芸術性の高い『赤い鳥』の童謡に、人々は衝撃を受け魅了されました。

そして『赤い鳥』に続いて『金の船』などの童謡雑誌が出版されていくのです。










Commented by ejichan555 at 2015-12-31 09:04
おはよう。
ゆっくりと時間がすぎていく時代に生まれた「うた」はいいですよね。
ノスタルジックな時間が必要なときもあります。
こころに響くような「うた」を聴きたいという人、いっぱいいると思います。
忘れたものがよみがえってくるような、そんな「とき」に浸ってみたいですね。
ますますのご活躍を祈念しております。
良い年をお迎えください。
Commented by cafecoty at 2015-12-31 17:37
kannochie さま
今年はブログを通じて時々のコメント交流♪ありがとうございました。来年もまたどうぞ宜しくお願いします。
良いお年をお迎えくださいませ。
ウォルナット
Commented by kannochie at 2015-12-31 20:24
エジちゃん、応援ありがとうございます♪♪
お客様とも、歌とも一期一会ですよね。
エジちゃんも、風邪などひきませんように
よいお年をお迎え下さいね(^^)


Commented by kannochie at 2015-12-31 20:30
ウォルナットさま、ありがとうございます。
北海道いいなぁ~!また行きたいなぁ・・と
思いながら、ブログを拝見しております。
来年もよろしくお願いします(^-^)/千恵
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by kannochie | 2015-12-31 01:22 | コンサート | Comments(4)