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歌い手菅野千恵のaround me

【ブログを読んでコンサートへ行くともっと楽しい】を目指して綴っています。武蔵野音大声楽科卒業。教員を経て、初志であった音楽の道へ。市井(しせい)の歌い手としてホールに限らず、カフェ・学校・図書館などでも演奏をしています。音楽にちょっとしたお話を添えて、楽しくわかりやすいコンサートを皆様へ。


by 菅野千恵

15.5.22さくらの会練習ノート

遅くなってすみません。お待たせしました!
花・歌の翼に・学校坂道を練習しました。

呼吸
スーっと8拍息を流す練習。後半の4拍がしぼんでしまわないように、皆さん気をつけて下さいました。
とても良かったと思います。


発声
地声でオとイを練習しました。浅い発音にならないように注意して下さい。お腹からしっかりと声を出すことがねらいです。


ハミング(頭声)
唇を閉じるm、唇を開くnのハミングの内、響きを感じやすい方で歌って頂きました。
お腹から出た息が、額から出ていくようなイメージで歌って下さい。


レガート
ドレミレドの音階。レとミの幅がもう少し広いと思って、歌ってみて下さい。また、歌い出しからミを音をイメージしておくことも大切です。

シ♭まではよく歌えています!それより高い音、特にシ~レの音をきれいに出せるよう、丁寧に練習していこうと思います。そこがうまくいくと、更に高い音も良くなると思います!


スタカート
これも、支えと響きの両方を感じられる練習だと思います。曖昧な長さにならないよう、しっかりとスタカートで歌えるようにしたいです。



ストレッチ
左右20秒すつを2セット、ゆ~っくりと体側を伸ばしました。勢いをつけなくても、自分の体の重みで自然と伸びていきますので、それに任せてみましょう。

その後、両腕を案山子のように開いて、ぐるぐる回しました。前回しと後ろ回しを20回ずつ。できるだけ大きく回転させるようにしましょう。

私は腕を回すこの運動をすると、上唇が連動してピクっと動くことがあります。皆さんはいかがですか?
上唇は高い音を出す時に重要な働きをするので、この肩甲骨周辺の筋肉が高音を出す鍵になるのではないかと思っています!研究してみます!笑




スタカートで歌う練習をしました。もっともっと思いきってやってみていいと思いますよ!坂本九の "上を向いて歩こう" の『うえほ むふーひて あーるこほほお』みたいにやってみましょう!とお話したら、意図が伝わったようでしたね。

細かい音符は、スタカートで。今の段階では、長い音も短く切れてしまってもよいと思います。スタカートで歌えるようになったら、伸ばす音・短く切る音の区別を確認していきますね。


歌の翼に
3番から練習をしましたが、リズムや音程はもうひといき!というところでしょうか。部分的に練習するとできますが、通してみるとうまくいかないようでした。部分練習と通していく練習を組み合わせて、慣れていきましょう!


学校坂道
皆さんには、すこしゆっくり目のテンポが合っているようです。ユニゾンの声もだんだん揃ってきましたので、ソプラノ・アルトお互いによく聴き合いながら歌っていきましょう。




発声がしっかりしてくれば、美しいハーモニーや、より充実した音楽作りができるなぁと、最近改めて感じています。

ですので、より丁寧に発声練習をやっていこうと思います(^^)/
よろしくお願いします♪


それでは、皆さま
春から初夏への季節の転換期。
体調にはくれぐれもお気をつけ下さいね。


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by kannochie | 2015-05-24 23:53 | 合唱団 | Comments(0)