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歌い手菅野千恵のaround me

【ブログを読んでコンサートへ行くともっと楽しい】を目指して綴っています。武蔵野音大声楽科卒業。教員を経て、初志であった音楽の道へ。市井(しせい)の歌い手としてホールに限らず、カフェ・学校・図書館などでも演奏をしています。音楽にちょっとしたお話を添えて、楽しくわかりやすいコンサートを皆様へ。


by 菅野千恵

合唱団 さくらの会 15.1.9練習ノート

埴生の宿、旅愁、童謡メドレー(子鹿のバンビ、背くらべ、うみ、七つの子)の復習をしました。


久しぶりの練習でしたが、声はよく出ていたと思います。ただ、響きが弱いというか、薄い気がしました。ですので、発声練習では鼻と目の辺りに声を響かせることを意識して頂きました。
また、息を流していくことで、体のかたさが取れるようにと考えました。
次回は、少し個人的なアドバイスもしたいと思います。練習を始めた当初やっていたように、皆さんそれぞれに小さな課題のようなものを提示できればと思っています。

♪埴生の宿・旅愁
声は出ていましたが、響きが不足していたこと、音程が下がり気味だったこと、母音の発音の仕方が揃っていなかったこと等が原因で、ハーモニーがうまく作れていませんでした。

パート練習の中で音程が下がり易いところ、母音の発音を揃えることをお伝えしました。
音程は、毎度同じことで恐縮ですが、下降形のフレーズで下がる傾向があります。一つひとつ丁寧に、しっかり支えながら降りてきましょう。
母音の発音は、浅い発音よりも、お腹の支えをしっかりと意識した深い発音を心掛けて頂けたらと思います。
また、各パート内の声を揃えるために他の人の声をよく聴くこと、その上で他のパートの声もよく聴くこと等を指示しました。

ですが、何より大事なのは音や言葉を丁寧に扱うことだと思います。漫然と歌うのと、しっかりとした意思を持って歌うのでは、全然違う合唱になります!!



♪子鹿のバンビ
はつらつとした、初々しい感じが出せるように練習をしました。スカタート気味に、歯切れよく洗練されたイメージを持って歌っていきましょう。

♪背くらべ
子鹿のバンビと対照的に、田舎っぽい感じが出せるといいと思います。そのために、裏拍を少し強調してしっかりと歌って頂けたらと思います。その際に、テンポは遅くならないように。かといって、急ぐ必要もありません。むしろテンポは揺れずに、同じテンポを保つことで、和風テイストが表現できるかなぁと思っています。

♪うみ
アルトの歌い出しのソの音が取りにくかったですね。直前でピアノがソの音を弾いていますが、同じ音形がその2小節前にも出てきます。自信を持って歌い始められるよう練習していきましょう!
ソプラノは、それ程高い音ではないのですが、何だか歌いにくいフレーズです。支えをしっかりと意識して歌いましょう。少し重たい鞄をぐっと持ち上げるようなイメージで、支えの感覚を掴んで頂けたらと思います。

♪七つの子
音程、音形などが難しいですので、次回練習をしていきます。
P41の2段目最後の小節「やまのー、ふーるすへ~」からは、テンポを少し遅くして、異次元へ行くような感じで歌ってみて下さい。

次回は、七つの子と森の小人を中心に練習したいと思います。


それでは、風邪やインフルエンザが流行っている様ですので、お気をつけ下さいね。


☆★☆今月の練習日程に変更があります!☆★☆
1/30(金)お休み
→1/27(火)に振替の練習を致します。
時間はいつもと同じ午後1時~です。

1/16(火),23(火)は、いつも通りです。
どうぞよろしくお願い致します。
合唱団 さくらの会 15.1.9練習ノート_b0345420_21374803.jpg






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by kannochie | 2015-01-11 01:04 | 合唱団 | Comments(0)