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歌い手菅野千恵のaround me

【ブログを読んでコンサートへ行くともっと楽しい】を目指して綴っています。武蔵野音大声楽科卒業。教員を経て、初志であった音楽の道へ。市井(しせい)の歌い手としてホールに限らず、カフェ・学校・図書館などでも演奏をしています。音楽にちょっとしたお話を添えて、楽しくわかりやすいコンサートを皆様へ。


by 菅野千恵

14'11.7合唱団 さくらの会 練習ノート

埴生の宿、三つのわらべうた、旅愁の練習をしました。


♪埴生の宿

歌うごとに深みが増している気がします。完全に暗譜をして、レパートリーにしましょう。


ソプラノは、音が跳躍した後の音にも注意をすることで、音が下がることを防げます。丁寧に歌うことにも繋がりますので、意識して下さい。


アルトは、ソプラノとのバランスをとるため、やや控えめに。そして、アの母音の発音を深めにすることで、ハーモニーが作りやすくなると思います!







♪三つのわらべうた

私の意図をよく理解して歌って下さっていることが、伝わってきます。ありがとうございます!

この曲だけに限らず、どの曲にも言えることですが、集中力が知らず知らずの内に希薄になることがあります。そうすると、ただ歌っているだけで何も伝わってきません。

逆に、集中して!と声をかけるだけで、すごく良くなることもたくさんありましたよ。

一つひとつのフレーズ、言葉を生かすのも、殺すのも演奏者次第なのだなぁと改めて感じています。



話戻って、三つのわらべうたですが
曲がとても短いので、より凝縮された集中力が必要かと思います!




ずいずいずっころばし

ややスタカート気味に。言葉をしっかりと伝えていきましょう。それにプラスして、強弱・クレッシェンドを意識することで、曲が生きてくると思います。

ソプラノの最後のフレーズ"だーれ"の音程、毎回練習していきます。
ふるさとの四季の最後も、だんだん歌えるようになったので、できると思います!

アルトは、歌いやすい音域なので、かえって難しい面がありますね。響きのある声や発音を目指すと共に、『言葉を伝える』という意識をより高く持って下さい。




通りゃんせ

3役の歌い分けについて、ずっと言っていますが…お母さんの部分はよいと思います。お役人のふてぶてしい感じ、居丈高な感じがもっと出るといいですね。
それ以外の部分は、ナレーションですので、やや感情を抑えて、あえて淡々と歌うことで、"ヒタヒタとやってくる怖さ"が、表現できたらいいなぁと思っています。




あんたがたどこさ

とてもよくなりました!前半のトゥッティ(全員で同じ旋律を演奏ること)も、素敵です。
→各パートにこのくらいの人数がいたら、いいのになぁ~と思わずにはいられません。そうしたら、もっと表現できることもたくさんあるのになぁ。。なんて…笑

"せんばやまには~"から、2声になることを意識して、お互いよく聴きながら歌ってみましょう。







♪旅愁

音程は取れてきましたので、まずは繰り返して歌って、体に染み込ませていきましょう。

すっかり日本の歌として定着していますが、もともとはアメリカの曲。"わらべうた"とはひと味違う和音を楽しんで、味わって下さい。






次回は上記の曲に加えて、童謡メドレー1に進みます。
楽譜をお持ち下さい。





今日は、とても寒いですね。
風邪などひきませんように、どうぞお気をつけて。



そうそう!
佑二先生のコンサートが近づいて来ました。
千葉からは少々遠いのですが、
ご都合のつく方 ご一緒しませんか?♪♪



14\'11.7合唱団 さくらの会 練習ノート_b0345420_21374803.jpg

by kannochie | 2014-11-08 15:08 | 合唱団